Yearly Archives: 2010

SquirrelMailの件名の文字化け

今度は、centos標準squirrelmailの、件名の文字化け対処法。

/usr/share/squirrelmail/class/deliver/Deliver.class.php で、
$hdr_s .= $sLine;
break;
case ‘Subject’:
case ‘To’:
case ‘Cc’:
case ‘Bcc’:
case ‘From’:
$hdr_s .= $header[$i];
break;
default: $hdr_s .= $this->foldLine($header[$i], 78, str_pad(”,4)); break;
というように、case ‘Subject’:を追加。

しばらく検証してみよう。

13 2月 2010

SquirrelMailの添付ファイルの文字化け

centos標準のsquirrelmailで、日本語の添付ファイルが文字化けする報告があった。

いろいろぐぐって解決策を見ると、日本語パッチを当てて再コンパイルすることが紹介されている。
面倒だなあ、、、。

それで、完全ではないかもしれないが、簡単な方法を見つけたので記録する。

/usr/share/squirrelmail/functions/i18n.php で、
case ‘downloadfilename’:
$useragent = func_get_arg(2);
if (strstr($useragent, ‘Windows’) !== false ||
strstr($useragent, ‘Mac_’) !== false) {
$ret = mb_convert_encoding($ret, ‘SJIS’, ‘AUTO’);
} else {
$ret = mb_convert_encoding($ret, ‘EUC-JP’, ‘AUTO’);
のSJISとなっているところを、
$ret = mb_convert_encoding($ret, ‘UTF-8’, ‘AUTO’);
というようにUTF-8に書き換える。

これで検証したところ、IEでまだ少し文字化けするようなので下記を追加した。

/usr/share/squirrelmail/functions/mime.php で、
if (preg_match(‘/compatible; MSIE ([0-9]+)/’, $HTTP_USER_AGENT, $match) &&
((int)$match[1]) >= 6 && strstr($HTTP_USER_AGENT, ‘Opera’) === false) {
$isIE6plus = true;
}
のうち
if (preg_match(‘/compatible; MSIE\s?([0-9]+)/’, $HTTP_USER_AGENT, $match) &&
に修正。

再び検証したところ、今のところ添付ファイルの文字化けなし、、、。

12 2月 2010

エラーの原因特定は「消去法」で!

いくつかのNPO関連サーバの管理のお手伝いをしている関係で、ときどき同じような連絡をいただく。

たとえば、「サイトが文字化けしているから直してほしい」

残念ながら、症状だけいわれても対応のしようがない。
文字化けしているurlはどこ?
いつから? いつ気づいたの?
再現性は? 規則性はある?
等々、原因を探るための情報が1つでも多くほしい。
サーバの設定に原因があるのか、サイトの設定に原因があるのかで対処方法は全く違う。

今までの鯖缶経験から、原因を特定するには「消去法」しかないと考えている。
まず最初に「症状」から想定される原因を10~20ぐらい考えてみる。
あとは、様々な状況証拠から、論理的に原因でないものを消去していく。

延々とその作業を繰り返すことで、最後に2,3の原因と思われるものが残る。そこから原因を特定するのであれば意外と容易である。

時たまひらめきで原因が特定できることもあるが、大半は地道な作業の繰り返しである。いったん坩堝にはまれば、数日間原因探しに没頭することもある。(年をとるとこの作業が偉いしんどい。)

原因が特定できれば、対処方法は必然的に決まってくる。

07 2月 2010

newsモジュールで「ページがありません」

同じxoopsの話題。

centos4(php4+mysql4.1)上で作成したxoopsサイトをcentos5(php5+mysql5.0)に移動したところ、newsモジュールでページファイルがあるのに「ページがありません」とエラーメッセージが出る。

なぜ、なぜ、なぜ? 3日はまってやっと解決策を探し出す。

php.iniで、デフォルトで
register_long_arrays = Off
になっているところを
register_long_arrays = On
に変更する。
このあとapacheのreloadを忘れずに。

これでようやくnewsページが表示された。
えらい疲れた。

07 2月 2010

picoで~(波形)を投稿すると文字化けする

xoopsのサーバ移設ではずいぶんと泣かされた。
正確に言うと、mysqlの環境が変わっただけで、簡単に文字化けやエラーに見舞われる。

そんななかで、今回は「picoで~(波形)を投稿すると文字化けする」ことの対処法について。

同じcentos5同士でサイトを移動したのに、picoモジュールで~(波形)を投稿すると文字化けする事態が発生した。ともにmysql5.0の同じバージョンなのになぜ???

いろいろ調べてみると、dbの文字セットと生成されるtableの文字コードがそれぞれ異なっていたのが原因だった。

解決策は、
1. SHOW VARIABLES LIKE “char%” で文字セットを調べてみる。
2. character_set_database ujis となっていたら、ALTER DATABASEでutf8に変更する。
3. 既存のpicoのコンテンツテーブルなどは
ALTER TABLE ***_pico_contents CONVERT TO CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_general_ci;
で文字コードを変更する。

これで、再度 ~ を投稿してみたところ文字化けしなくなった。
これはほかの投稿用モジュールでも共通して言えるようである。

んんん、毎度のことながらdbの文字セットは奥深い。

07 2月 2010

英語キーボードで日本語Windows

英語キーボードのDELLのネットブック(10V)を購入した。(日本語WindowsXP版)
が、キーが日本語キーボード用に設定されていて、「@」などの位置が表示と違って大変使いづらい。

そこで本来の英語キーボード用に変更しようとぐぐってみると、どうやらレジストリの変更が必要らしい。これは面倒だ。ほかに手はないか、、、。

いろいろ試したところ、確実な方法を見つけた。

1. コントロールパネルからキーボード設定を見ると、日本語キーボード仕様になっているにもかかわらず、ドライバは英語キーボード102を表示している。これを、一旦日本語キーボード108に変更し再起動をかける。

2. 再びコントロールパネルのキーボード設定で、今度は英語キーボード102に戻してやる。そして再起動をかける。

そうすると、正常に英語キーボード状態になっている。「@」の位置も、[shift]+[2]になっている。

何で最初に、日本語108状態でありながら英語102ドライバ表示になっているのか不明だが、正常に動いているから、まっ、いいか。

06 2月 2010

「日本語.com」ドメインとFirefox

忍び寄る老いに勝てず、サーバ管理の備忘録をスタート。

さて、「日本語.com」ドメインを取得しても、FirefoxではなぜかPunycode表示のままで日本語にならない。
原因を調べてみると、IDN(=国際化ドメイン名)の適用で、Firefoxはなぜか標準で「.com」を除外しているためであることが判明。

それで、Firefoxの追加設定でこれを直す。
1. Firefoxのアドレス欄に「about:config」を打ち込む
2. 右クリックで新規作成→真偽値を選び、
3. 「network.IDN.whitelist.com」を打ち込んで「true」を選ぶ。

これでFirefoxでも「日本語.com」ドメインを表示。ただし閲覧者にこれを強いることはできず、「日本語.com」ドメインの使用は要注意。

IE、GoogleChrome、Safariでは問題なし。「日本語.jp」も問題なし。

31 1月 2010