一昨日から10日間の予定でバングラデシュに滞在している。この地で、日本から持ち込んだsimロックフリー機器2台で、テザリング(ポータブルwifi)を試みた。

バングラデシュは固定電話の普及を飛び越して携帯電話が国土全域で使える。ネット環境も携帯を利用してつないでいる人が多く、今回新たに得た情報では、人口25万の地方都市でもwimaxが使えるそうだ。あいかわらずのジェネレーションギャップに驚かされる。

さて、日本から持ち込んだsimロックフリー機器2台は、
1.スマートフォン ideos
2.タブレットPC camang
どちらもOSはアンドロイド2.2バージョンだ。

これに、前回のバングラ渡航(今回で18回目)ですでに入手していた、グラミンフォンのsimをこれに差し替えてみた。日本のsimはそのままつながる場合が多いが、ここでは、apnの手動設定が必要だ。

事前にネットで調べたグラミンフォンのapn情報は以下の通り。
名称 GP-INTERNET
APN gpinternet
プロキシ 010.128.001.002
ポート 8080
ほか省略

名称 GP-MMS
APN gpmms
プロキシ 010.128.001.002
ポート 8080
ほか省略

名称 GP-WAP
APN gpwap
プロキシ 010.128.001.002
ポート 8080
ほか省略

よくわからないが、この3つを設定する必要があるようだ。そして、それぞれの機器単体で利用するにはGP-WAPを、テザリングするにはGP-INTERNETを選択しておく必要があった。この選択が合わないと、メールやfacebookアプリはOKだが、WEBブラウザが開けないことがわかった。(この試行錯誤に数時間はまってしまった。)

設定は、アンドロイドホームから
設定 - 無線とネットワーク - モバイルネットワーク - アクセスポイント名
と進みそこで登録する。

モバイルネットワーク内のネットワークオペレータでプロバイダを検索し登録する必要がある。ここでは、グラミンフォンだ。

ここで再起動をかけると、スマホとタブレット両方ともネットにつながった。

テザリング設定は、
設定 - 無線とネットワーク - テザリングとポータブルアクセスポイント
でオンにしておけばいい。

通信速度の制約で快適とは言わない(残念ながら3Gではなくて2G環境)が、一応簡易ホットスポットの完成だ。

ところで、バングラデシュでは、スマホもタブレットPCもまだ普及しておらず、現地のネットに詳しい仲間に聞いてもアンドロイドの知識は皆無だった。なので、こういったテザリングすることが、グラミンフォンで許可しているかどうかは不明だ。

ただ、この国の携帯利用はプリペイド式になっており、電話番号がわかれば本体がなくても近くのコンビニのようなところで料金チャージができる。通常は通話のためのチャージで、ネット利用もパケット料に応じてカウントダウンされていくが、面白いことに、月500ポイント(500TK)を携帯上でネット専用に組み替えることにより、1か月1GBまで定額制になる。

参考までに、
1.残りのポイントを知るには、”*566#”に電話すると、テキストメッセージが返ってくる。
2.ネット定額制にするには、700ポイント以上あることを確認のうえ、メッセージアプリで宛名”5000″、メッセージ”P6″で送信すると、ポイントを定額制に組み替えることができる。

この国の発展のスピードは目覚ましい。半年で、1000台あったCNG(ガス)駆動三輪車が、90%以上、中国製のバッテリーカーに切り替わっていた。

もう半年もすれば、wimaxエリアがさらに広がるに違いない。wimaxは月1000TKだそうである。

今回、この地でネット環境を試したのには理由がある。
1.タブレット型PCを使った無電化地域(農村部)の調査診断に使えないか?
2.NGO活動をustreamで容易に流せないか?

現地スタッフに話したところ関心は高かった。