Yearly Archives: 2014

システム起動時にUNEXPECTED INCONSISTENCYエラーが発生

災害は忘れた頃にやってくる。

まさにその通りで、今まで問題く動いていたサーバが、必要に迫られたリブート操作で、突如起動しなくなった。

コンソールを見たら、
UNEXPECTED INCONSISTENCY
エラーが発生していた。

冷静になって以下で対応。

Give root password for maintenance
(or type Control-D to continue): ←rootのパスワードを入力

# mount
/dev/sda1 on / type ext4  ←/dev/sda1が修復対象のパーティション

# fsck -t ext4 /dev/sda1 ←修復を実行

(省略)
  Clear<y>?  ←[Enter]キーを押す
(省略)
  Fix<y>?  ←[Enter]キーを押す
(省略)

***** FILE SYSTEM WAS MODIFIED *****
***** REBOOT LINUX *****
# exit ←シェルを終了

 

16 10月 2014

vsftpdでパッシブモード設定

ちょっとした設定で可能だったのに、いままでそのちょっとした設定が面倒であとまわしにしていた、ftpサーバのパッシブモード設定。

ファイヤーウォールを解放すれば、vsftpdの標準インストールのままパッシブモードは可能だったのだが、さすがに開放には勇気がいる。一方で、標準がパッシブ設定で、アクティブ設定ができないftpクライアントがある(いる)。そういった状況に追い込まれて、とうとう設定することになった。

方法は以下の通り。

vsftpddの設定ファイル/etc/vsftpd/vsftpd.conffに下記の行を追記するだけでよい。

#passive mode
pasv_enable=yes
pasv_min_port=10100
pasv_max_port=10150

1行目コメント
2行目はパッシブモードを使える様にする設定
3行目はパッシブモードで利用する最小ポート番号 ここでは10100とした。
4行目はパッシブモードで利用する最大ポート番号 ここでは10150とした。

最小ポート番号と最大ポート番号は他のポートとバッティングしない任意でOK。設定後はvstpdの再起動を忘れずに。
それから、ファイヤーウォールで、10100から10150ポートに穴を開ければ、パッシブモードでのftp通信が可能となる。

設定時間わずか5分。この作業が面倒で、3年間ほったらかしにしていた。

15 5月 2014

InternetExplorer11(IE11)で表示できない場合の対処法

PHPとjavaを使ったサイトで、FirefpxやChromeでは何ら問題ないのに、InternetExplorer11(IE11)でうまく表示できない現象が生じた。

スクリプト側の問題とは思ったが、サーバ側で何とかならないものかとあれこれググったところ、以下の方法でうまくいったので備忘録として残しておく。

apacheの/etc/httpd/httpd.confに、以下の内容を追記する。要はIE11を強制的にIE10モードにしている。

LoadModule headers_module modules/mod_headers.so
<IfModule headers_module>
Header set X-UA-Compatible: IE=10
</IfModule>

19 4月 2014